社長ブログ
「海ほおずき」って知っていますか?
2012.05.21
早朝ウォーキングでの「珍しいもの発見」第2弾。
昔は女の子の遊び道具のひとつだったんです。
その「海ほおずき」がこれ!
(多分?自信はありませんが。ネットを調べるうちにだんだんと確信してきました。)
流木にみっしりと「海ほおずき」が付いています。
巻貝の卵嚢(卵の袋)です。
中の卵を取り出し、天日に干してよく乾かし、
姉ちゃんたちが、口に入れて「ブーブー」と鳴らしていたような気がします。
昔は、駄菓子屋や縁日の屋台などで売っていたように覚えていますが?
巻貝が卵をたまたま流木に植え付けたんでしょうか?
巻貝といえば、海底にしかいないと思いますが、海に浮かぶ木にどうして産み付けたのか?
不思議です。
そしてそれが海岸に流れ着いたんでしょう。
グンバイホオズキと言うそうです。相撲の行司さんが持っている軍配に似ているからでしょうか?
こんなものが「遊び道具」だったとは、その経験がある人たちは私の年代以上の人たちしか
いないと思います。しかも、海辺の田舎育ちの人しか知らないのでは?
今となってはどのように鳴らしていたのか、ほおずきの中の空気を押しだす時の音と
思いますが、全く思い出せません。
ただ思い出すのは、口の中に入れると海の香りがしていたような気がします。
昔の人たちは、身近にある物で何でも遊び道具に仕立てるのが得意だったんですね。