こんにちは、現場担当の石田です。
前回のブログでは、基礎工事の途中までご紹介しました!
工事は順調に進んでいます(´∀`)
まずは配筋検査の様子をどうぞ!!
土間配筋の写真です。
使用されている鉄筋の経(太さ)とピッチ(鉄筋と鉄筋の間隔)を確認します。
D10は10mmの鉄筋を使用、@150は150mm間隔で配筋していることを示しています。
コーナー補強の写真です。
480mm以上の長さで補強します。
根入れ深さの写真です。
根入れ深さとは地盤面の高さ(GL)から基礎の底部までのことを言います。
この深さが浅いと地震や台風などの横からの力に対して弱くなってしまいます。
土間配筋と同じく、鉄筋の経とピッチを確認します。
そして全景です。
ところで皆さんはコンクリートの中になぜ鉄筋を入れているかご存知でしょうか?(。-_-。)
それはコンクリートと鉄筋の性質にあるんです!
コンクリートは圧縮力(物体を押し潰そうとする力)に強く、引張力(物体を引っ張る力)に弱い......
そのため鉄筋を入れていないコンクリートのままだと、外部から力を受けた場合、
ひび割れを生じやすく、非常に脆い破壊を起こす危険性が高いのです。
その欠点を補うため、引張に強い性質を持つ鉄筋を入れます!
引張力を負担する重要な役目を担うため、正しく配筋することが重要になります。
そしてこの配筋検査が終わると、 土間のコンクリートの打設(コンクリートを流し込むこと)を行います。
その後養生し、立上がり部分の打設を行います。
そして再び養生......
コンクリートは固まる際、外へ外へと力が掛かります。
なので完全に固まるまでは型枠を取り外せません。
養生期間が短いとコンクリートが割れてしまう原因となってしまいます。
そしてようやく基礎が完成です!
基礎工事が終わると、先行配管(給排水やガスを上棟前に配管しておきます)
大工さん土台敷を行います。
そして明日いよいよ上棟します!
12月入って1週間が過ぎ、かなり寒くなってきましたので、安全第一を心がけていきます!
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